お祝い上手になる

2018.07.27 金

お祝い上手

第7話 お礼や挨拶代わりに/一筆箋

し前の話だけれど、海外出張の際、お世話になった人へちょっとしたお礼や挨拶代わりにと一筆箋を渡すととても喜んでもらえた。「何か小さなプレゼントをしたり借りていたものを返すときにメッセージを書いて添える」「短い文章でいいからイージー」と説明し、「一筆啓上火の用心」の逸話を伝えると「ソーナァーイス!」と反応がいい。
どうもあまりないようなのだ。カードはあるけれど、封筒付きだし、メモパッドはあるけれど事務的。あまりないということはあまり使わないということかもしれない。でもうけた。ひと綴りの中にイラストが何パターンも出てくる。紙もつるんとして書きやすく、糊のキレもいい。日本のものづくりのきめ細やかさはこんなところにもちゃんと発揮されている。

花森安治の一筆箋は種類あり、どれも4種類の絵柄が楽しめる。各28枚綴り。180×90ミリ。1冊¥480  5冊セットは¥2,200

んでもらえるのは海外だけではない。郷里で一人暮らしをしていた父のところに月1で帰省していた時も、ご近所の方やヘルパーさんに差し上げると歓迎された。手ぶらというわけにいかず、毎回お菓子を買って帰省していたがネタも尽きる。そういえばあれがある、と方向転換したのがよかった。メールを使うようになり、本当に手紙を書かなくなってしまったけれど、一筆箋は心のどこかに残っている手書きの手紙への思いをくすぐるのだ。何かに添えるだけでなく、家族や会社の同僚にメモを残すときにも使えるし、きっとそれは相手に喜んでもらえる。

花森安治の一筆箋「木々」。昭和29年に発行『暮しの手帖』1世紀25号の表紙、クレパスで描かれたイラストを使用。

格は手ごろでかさばらない。一筆箋は持って行く側にもありがたい。そして何より選ぶのが楽しい。私のまわりには私も含めて“紙もの好き”“文房具好き”が多く、ミュージアムショップや名所旧跡の売店に行くと必ずチェックするのが一筆箋やポストカードのコーナー。こんなものを見つけた、とおみやげに貰うことも結構ある。そしてそんな友人たちにも評判がいいのが、花森さんのカット入りの一筆箋だ。
「木々」「きいろ」「みずいろ」「身じたく」「おうち」と5種類だが、どれも甘くなくて大人っぽい。暖かさがほどよい。友人たちの年齢は幅広く、なかには花森さんのことをよく知らない人もいる。それでも「これ好き」と思わせる魅力があるのはすごいなぁと思う。男性が使えそうなデザインがあるのも貴重だ。私は時々一筆箋を普通の手紙に使う。1枚で終わらず3枚、4枚。それでもこの一筆箋ならイラストの連なりを楽しんでもらえると思う。

クリアファイルは6柄あり、各22×15.2㎝。2枚セットで各¥500。

近は、ミニクリアファイルも重宝している。親しい人にチケットを渡したり立て替えてもらっていたお金を返すとき、封筒代わりに使うのだ。「いいね!」の顔が見られてちょっと得意な気分になれる。どのクリアファイルも色がきれい。花森さんのイラストカットが活躍している。

文 田中真理子


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