国造のゆず便り

2019.02.22 金

国造のゆず便り

ガブリと食べるゆずに感動!収穫期の粋な過ごし方。 - 暮しの手帖の通販会社 グリーンショップ BLOG

造ゆずは石川県能美市国造地区で農薬を使わずに有機肥料だけで育てられているゆず。そのなかでも通称「ゆず団地」といわれる森に囲まれた栽培地では2種類の品種のゆずが育てられています。ひとつは「木頭」といわれる一般的に広くみられる品種。“ゆず”というとイメージする品種です。もうひとつは一見すると少し大きな金柑のような「多田錦」と言われる品種です。収穫時期はどちらも10月末〜11月中旬まで。

が収穫時期に見学と収穫のお手伝いに伺ったある日、国造柚子生産組合の組合長の塚田さんと息子さんがこの小ぶりな多田錦の収穫をしていました。ゆずというと何となく料理の添え物、香りを足すものという印象がありましたが、塚田さん親子は多田錦はこのまま食べても美味しいといってその場でガブリ。ええ?あまりにも衝撃的な光景で想像するだけでも酸っぱそうに感じますよね。早速、恐る恐る私も試してみます。やっぱり酸味は強めですが不思議と甘さがあとからきて香りも格別。丸ごと食べたことなかった私にとっては感動的な瞬間でした。組合長の塚田さんは収穫中に疲れたら一粒食べて休憩するんだと話します。なんとも粋な過ごし方。確かに収穫中ずっと上を向いた姿勢で疲れきった体がすっとする気がします。元気に長生きの秘訣なのでしょうか?

っと驚いたのが一緒に連れて来ていた小学生のうちの娘。リュックから突然理科の実験に使いそうな容器に入ったはちみつを取り出し多田錦にたっぷりかけて美味しそうに食べ始めます。あれ?それは・・・そう!試験的にとったあのゆず団地のはちみつ!そうかその手があったか。蜂たちが採蜜したおかげで実ったゆずに、すっきりした甘みのそのゆずはちみつをかけて食べる、これまたなんと粋な自然の楽しみ方。自然の恵みに感謝。そしてファインプレーのうちの娘にも感謝。

能美市国造地区ゆたかなくらし協議会
コーディネーター 森 進太郎
(さんのきファクトリー・代表)



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