ゆず農家の元へ
ある日、農家の方に会えるチャンスが巡って来ました。全国の農産加工品など地域商品の商品評価やアドバイスを行うアドバイザーとともに能美市の農産物を視察するまたとないチャンス。国造柚子生産組合の組合長でご自身も200本超のゆず...
ある日、農家の方に会えるチャンスが巡って来ました。全国の農産加工品など地域商品の商品評価やアドバイスを行うアドバイザーとともに能美市の農産物を視察するまたとないチャンス。国造柚子生産組合の組合長でご自身も200本超のゆず...
少し前の話だけれど、海外出張の際、お世話になった人へちょっとしたお礼や挨拶代わりにと一筆箋を渡すととても喜んでもらえた。「何か小さなプレゼントをしたり借りていたものを返すときにメッセージを書いて添える」「短い文章でいいか...
日本の百名山のひとつ「白山」から流れる手取川の扇状地がたくさんの個性的な農作物を育みます。 「ゆず団地」を知った私は団地の存在を教えてくれた能美市農政課の村本さんのもとへ。早速渡された資料には能美市特産の農産物パンフレッ...
年上の女性に贈りものをするのは、むずかしい。だいたい何でも持っているし、いろんなことを知っている。だから驚かせたり、これは特別、と思ってもらえるものはなかなか探せない。気遣いの人だとなおさらだ。高価なものは負担をかける。...
石川県能美市国造地区。昔から農家の家にはゆずの木を植えられ、ゆずが色づく10月ごろには軒先きに黄色いゆずが実っている光景をちらほらと目にするのどかな里山です。 ところがある日、通称「ゆず団地」と呼ばれる場所があると市の職...
親しい後輩が結婚することになり、お祝いに重箱を贈らせてもらうことにした。今どきではないかもしれないと迷ったが、今どきのところや今だからというところもあるように思えて、でも届ける前に「重箱をあげたいんだけどどう?」とたずね...
出張先で美味しいものに出会ったとき、食べさせたいな、喜ぶかな、と思って送ったことは何度かある。親の家を整理していたら、私が旅先から送った絵葉書がたくさん出てきた。だからまあ、気にかけていなかったわけではないし、それを言い...
「なにそれ?」 自分の経験は四半世紀以上前のことなので、昨年母親になった姪に最近の出産祝いについて尋ねた時のことだ。「もらって嬉しかったのはなに? いらないものはなかった?」。彼女がいろいろ話してくれたなかに初めて聞くも...
今から40年以上前のこと。親元を離れ上京し、しばらくして鉄のフライパンを買った。何かで見知って欲しくなったのだ。 最初に空焚き、くず野菜を炒めての油慣らし。使い終わった後はよく乾かしさっと油をひいてしまう。教科書通りを...
誕生日や記念日、節目の日。特別の日が苦手でずっと生きてきた。お祝いされると居心地がよくない。何かもらっても本当に欲しいものでないと喜べずそれが顔に出るらしい。いきおい人様をお祝いするのにも消極的。要するに自意識過剰で、お...