第3話 「りんごの天ぷら」
季 節感よりもったいない リング型にひかれるこのお菓子は、一見ドーナツのようですが、りんごを輪切りにして芯を抜き、衣をつけて揚げたもの。用意するのはりんご、小麦粉、塩、砂糖、植物油。あれば卵、レモンとバニラエッセンス。...
季 節感よりもったいない リング型にひかれるこのお菓子は、一見ドーナツのようですが、りんごを輪切りにして芯を抜き、衣をつけて揚げたもの。用意するのはりんご、小麦粉、塩、砂糖、植物油。あれば卵、レモンとバニラエッセンス。...
さ つまいものモンブラン 「昭和のおやつ・レシピ探偵」第2話は前回に続き、旬の食材を活かしたおやつをご紹介したいと思います。昭和31年の『暮しの手帖・37号』に掲載された「Winter Flower」、さつまいもで作る...
あ のプリンとの再会 私のプリンの基準は、昭和30年代に一軒となりの家のおばさんが作って食べさせてくれたプリンです。お皿に盛られたかたち・色、かすかに硫黄を連想させる濃厚な卵の匂い、匙をさした時の弾力、ほどよい甘さ、ほ...
4月からスタートしたNHKの朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」も早いものであと1週間、5話を残すのみとなりました。この連載も今回が最終話。フィナーレは「すてきなあなたに」についてお伝えしたいと思います。 ...
「鎭子さんの時代」。13話目となる今回は、昭和20年代に暮しの手帖社が出した「ぬりえ」についてにご紹介します。 昭和26年に1〜4集が出版されたこの「ぬりえ」。商品テストなどの陰にかくれてあまりとりあげら...
NHKのテレビ小説「とと姉ちゃん」で出演者たちがおいしそうにホットケーキを食べるシーンを見て、どんな味かな? と想像をふくらませた方は多いと思います。私もそのひとり。実際「暮しの手帖」に紹介されたレシピを見...
この写真は平成6年、鎭子さんが東京都文化賞を受賞したときに撮影されたもの。「鎭子さんと『暮しの手帖』を励ます会」として当時の仲間たちがお祝いのパーティーを開いた、その幹事たちの顔ぶれです。鎭子さんは緊張と...
鎭子さんと『暮しの手帖』の軌跡をモチーフにしたNHK朝の連ドラ「とと姉ちゃん」。7月に入って雑誌作りがスタート。会社の設立メンバーも揃い、物語が新たに動き始めました。銀座や麻布にあった編集部はどのように...
『暮しの手帖』で「日本紀行」がスタートした昭和38年は、石井好子さんのエッセイ集『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』が誕生した年でもありました。当時のバックナンバーを見ると花森さんが書いたであろう紹...
現在『暮しの手帖』で連載中の「今日のお買い物」。日本各地を旅し、その土地で出会った人たちの暮らしや名物を紹介する編集者・岡本仁さんの視点が好きで、毎号楽しみにしている方も多いかと思いますが、昭和30年代にも人気を博...